■ 快適ルートを考える ■
私は今、片道約1時間の通勤をしています。
なんて言うと異口同音『大変だな』などと言われます。
その言葉は本心か社交辞令かは別にして…私自身その通勤は全く苦痛ではありません。
むしろその時間を楽しんでいます。まさに通勤快適ですね
その理由はズバリ…利用する電車を厳密に精査しているから
ここでは快適に至るまでのルート検索について書いてみます

【始発駅を利用せよ】
始発駅については別途書きますが、その利用方法は色々あります。
例えば、運良く自宅最寄駅が終端あるいは途中始発駅の場合
「多少待っても座ったほうが良い」と言う事を考えがちですが
利用時間など考慮して、時には
「待つ時間を減らし、立ち居地を確保できる程度で良い」
という発想も重要ではないかと思います。
確かに座れれば快適ですが、『30分も待って乗るのが5分』ならば
発車の数分前に行って、立ち位置を確保していたほうがよっぽど快適かと思います。

【発着駅を調査せよ】
自宅最寄駅が終端あるいは途中始発駅でなくても策はあります。
電車には【○○行】と表示されていますが、【○○発】とは書かれていません…そこがポイント。
全列車が全て同じ駅を発着する場合は難しいですが
そうでない場合、少し調べればより快適な電車が見えてきます。
例)より遠方から来る電車と一つ前の駅が始発と言う電車。
より混雑が予想されるのはどちらでしょうか
実はコレ、ケースバイケースですが…
始発争奪率があまり厳しくない場合は遠方から来る方が混雑が予想され、
逆に始発争奪率が激しい場合は遠方から来る方が逆に若干余裕があったりします。
利用する電車により区別する事は難しいですが、
途中始発駅が乗換駅の場合は始発争奪率があまり厳しくないと考えて良いかと思います。
一方で途中始発駅でもターミナル駅で乗り換える人が多いならば…逆に避けられる遠方からの方が空いている…
ちなみに着駅は比較的簡単ですね。『より遠方へいける電車のほうが基本的に混雑する』
そう思って良いと思います。

【接続電車も調査せよ】
こうなるともはや簡単なパズルですが、
その電車を利用する人はその路線が目的駅なのか、あるいはさらに乗り換えるのかも考えてみてください
例えば千葉〜津田沼方面からの総武線各駅停車の場合。
確かに黄色い電車に乗り続けて最寄駅という人もいますが
錦糸町で総武快速線へ乗継ぐ人がいて、秋葉原で山手線・京浜東北線へ乗継ぐ人がいて、
御茶ノ水で中央線快速へ乗継ぐ人がいるわけです。
それぞれ見極めると、どの車両が空いているのか見えてくるでしょう。
この場合、時間帯によりますが
錦糸町駅で連絡階段の利用に便利な最後尾が混雑している時間帯と
秋葉原駅で東京方面への乗換えに便利な5号車(6扉の車両)が混雑している時間帯があります
前述の発着駅、西船橋始発、津田沼始発、千葉始発のどれが一番空いているのかも併せて考えると面白いかもしれません
さらに接続電車も吟味するとさらに快適なルートも見つかるのではないでしょうか。


【経験をポケット時刻表に刻込む】
最後に、上記のような調査や推理が難しい面倒と言う人向けに一番簡単な方法を書きます。
駅でまずポケット時刻表を貰い、乗った電車が快適か混雑しているかを○×で書いていってみてください。
何度も×となる電車は乗るのを止め、1本早い電車に乗るようにしていって耐えうるレベルの電車に乗る
これが一番簡単だと思います。

to be continued...
戻る


Copyright (C) 2012 Rank C, All rights reserved.